正直に言うと、
安くはありません。
個別指導の相場と比べて、この金額は高いほうに入ります。ごまかしても仕方がないので、何にいくらかかっているのかを、そのまま書きます。読んだうえで「合わない」と判断していただいて構いません。
実施した回数分のご請求です(1回 11,250円)。お休みされた回の料金は発生しません。
家庭教師の料金は、契約の形によってかなり幅があります。2026年に67社を調べた調査では、授業料の相場はこうなっています。
※ 家庭教師サービス67社の調査(2026年)による相場を、90分あたりに換算したものです。センターの場合、これとは別に管理費が月10,000〜15,000円、入会金が20,000〜35,000円かかることがあります。
月額に直すともっとはっきりします。個人契約で週1回・90分なら、月に12,000円から24,000円です。私の場合は45,000円ですから、2倍から3倍になります。「高い」と言われるのは当然だと思います。
ただ、この比べ方には前提の違いがあります。
上の計算は、45,000円を授業時間だけで割ったものです。月4回、1回90分。合計6時間。それで割ると、1回あたり11,250円、1時間あたり7,500円になります。
ですが、私の場合、授業をしている時間よりも、授業をしていない時間のほうが長くなっています。
授業1回につき、その2倍以上の時間を、授業以外に使っています。
この時間で何をしているかというと、その日の授業で、どの項目が本人に届いて、どの項目が届かなかったかを1つずつ判定しています。そして届かなかったものを記録に残し、次回以降に持ち越します。
ここから、授業の日に届く記録、日曜日に届くまとめ、その日の授業を読み物にしたノートを作っています。実物は「授業のあと」のページに載せています。
授業6時間に、授業外を足します。月4回なら、授業外は13時間20分から16時間。合わせておよそ19時間から22時間です。
45,000円をこれで割ると、1時間あたり2,000円から2,300円になります。
使っている時間の総量で見れば、相場の範囲に入ります。
先ほどの表と、同じ単位で並べるとこうなります。
ただ、これを「だからお得です」と言うつもりはありません。お伝えしたいのは、差額が何に使われているかのほうです。
相場どおりの金額で授業を受ければ、授業は受けられます。それで足りるご家庭は、実際にたくさんあります。この差額分で増えているのは授業ではなく、授業のあとに何が残ったかを確かめて、記録して、次に持ち越す工程です。
ご契約までに6つの段階があり、すべて無料です。費用が発生するのは7段階目からです。
体験授業のあとには、通常の授業と同じ工程を回しています。初回はやり取りも増えるため、1件あたり6〜8時間ほどかかります。そしてこれは、ご契約に至らなかった場合も同じだけ発生します。
つまり、いまお支払いいただいている45,000円には、ご契約に至らなかったご家庭の分も含まれていることになります。これは正直に書いておきたいところです。
それでも無料のままにしているのは、見ていただかないと判断できないものだからです。授業を1回受けて、レポートを1枚見ていただければ、合うか合わないかはご自身で分かります。説明を聞くより早いと思っています。
ここまでの時間を並べると、受けられる人数が自動的に決まります。
ご契約中の1人につき、授業以外に月13時間から16時間。5名で65時間から80時間になります。これに新規のご相談が1件入るごとに6〜8時間が加わります。
私は診療放射線技師として働きながら、この仕事をしています。人数を絞っているのは方針ではなく、計算の結果です。
誤解のないように書いておきます。授業をするのが、家庭教師の仕事です。相場は、その仕事に対して付いている値段です。安いから雑だ、という話ではありません。
私がやっていることのほうが、家庭教師として標準的ではありません。授業の外側に、その2倍以上の時間を使っています。10年以上この仕事をしていますが、同じ工程を回している方を、少なくとも私は見たことがありません。そういう意味では、外れているのは私の側です。
ですから、授業そのものを必要としているご家庭には、相場どおりの先生のほうが合っています。分からないところを教えてもらえれば進む、という状態なら、それで十分です。
私のやり方が必要になるのは、授業を受けても残らない、という状態のときだけだと思っています。その場では分かったと言うのに、次に同じところで止まる。どこが分かっていないのかを、本人も説明できない。そういうときに、何が届いて何が届かなかったかを1つずつ確かめる工程が要ります。
では、どう選べばいいのか ── 塾・家庭教師を問わず、何を聞けば中身が見えるかを別のページに書きました。私に対して同じ質問をしていただいて構いません。
月謝だけを並べると、実際に払う金額とずれることがあります。家庭教師会社の場合、授業料とは別に管理費や入会金がかかることがあります。
- 週1回・90分の個別指導
- 学習計画の作成と、毎回の見直し
- 授業のたびに3種類のレポート
- 週に1度、月に1度のまとめ
- ご相談・進路の面談
- 入会金
- 教材費(ご家庭にあるもので構いません)
- 管理費・システム利用料
- 途中でやめる際の違約金
- 長期契約の縛り(月ごとの更新です)
- 実施しなかった回の料金
途中でやめられます。合わないと感じた月に止めていただいて構いません。続ける理由がなくなったときに、やめにくい仕組みは作らないようにしています。
ここまで読んで、高いと感じられたなら、無理にご契約いただかないほうがいいと思っています。
金額に納得できないまま始めると、成果が出るまでの間、ずっとその金額のことが気になります。それはお子さんにとっても良くありません。
ご契約前の6段階はすべて無料です。実物を見てから決められます。レポートを1枚見ていただければ、この金額に見合うかどうかは、説明よりも早く判断していただけると思います。
ヒアリング面談、体験授業、分析レポート、学習計画のたたき台。ここまで費用は一切かかりません。全部お見せしたうえで、ご判断ください。
