指導について

METHOD & RECORDS ── 指導の中身

私がどう教えるか、
実物でお見せします。

指導の考え方、合う人・合わない人、そして実際にお渡ししているレポートまで。このページを読み終える頃には、「任せて大丈夫そうか」をご自身で判断できるはずです。

なぜ、私が教えるのか

“畑違い”だからこそ、できることがあります。

私は塾業界の出身ではなく、本業は診療放射線技師です。一見、勉強とは無関係に見えます。でも医療現場で毎日やっているのは、わずかな異常を画像から読み取り、事実だけで原因を突き止めること。この「読み取って、切り分ける」技術は、そのまま勉強のつまずきにも効きます。10年・100名以上を見てきて分かったのは、伸び悩みの正体が地頭でもやる気でもなく「わかったつもりの放置」だということ。だから私は、答えを教え込むより、原因を特定して自走させることに時間を使います。実際の指導中、私がやっているのは次の3つの繰り返しです。

01

読む

ノートの筆跡、手が止まった瞬間、対話の中の一言。放射線技師が画像を読むように、つまずきの“痕跡”を拾います。

02

切り分ける

「集中力不足」で片づけません。どの概念で思考が止まったのかを一点に特定します。原因が分かれば、お子さんを責める理由はなくなります。

03

自走させる

答えは渡さず、「なぜ間違えたか」を本人の言葉にさせる。他人に説明できて、はじめて“分かった”。ここまで来れば、次は一人で解けます。

相性について

正直に、合う・合わないをお伝えします。

誰にでも効く方法ではありません。ミスマッチはお互いにとって不幸なので、先にはっきりさせておきます。

こんな方に向いています

  • 今のやり方を変えたい気持ちが、少しでもある。
  • 言われたことを、まず一度は素直に試せる
  • 「やり方が分からない」「計画が続かない」「分かったつもりで解けない」——どの状態からでも大丈夫。

向いていない方

  • やり方を変えるつもりはなく、我流で通したい
  • 考え方より、とにかく問題を解く“量”だけがほしい。
  • 目先のテクニックだけを、短期で詰め込みたい
レポートの実例

指導は「見えない一時間」で終わりません。

毎回の指導後に、その日の分析と次の一手をレポートでお渡しします。まずは、記述の添削でどこまで踏み込むか——実例をひとつ。

FEEDBACK / 解答添削 & 入試対策指導フィードバック・シート
対象:中1 理科(力学)・社会(貿易)
形式:記述解答の添削+発展ポイント
A今回の総評

記述の中身は、正直ほぼ完成しています。現象を自分の言葉で説明しきれていて、中1でこれは珍しい。だから今回直すのは“理解”ではなく、“採点者に伝わる書き方”の一点だけです。

B今回直す、たった一点
理科・問5“正しい”答えが、入試では減点され得る理由
生徒の解答:「上向きにおし返す力が、下向きにはたらく重力と同じ大きさではたらいている」

物理的には、これで正解です。力のつり合いも正しく捉えている。ですが記述の採点は「現象を理解しているか」と「用語で書けているか」の二軸で見られ、多くの都道府県は後者に配点キーワードを設定します。つまり理解が満点でも、日常語のままでは用語点で数点を落とす構造になっている。だから直すのは考え方ではありません。「手から受ける垂直抗力が〜」と一語を補うだけ。本人の理解はそのまま尊重し、得点の取りこぼしだけを塞ぐ——これが記述対策で私がいちばん大事にしている作業です。

※ 実際にお渡ししたレポートの一例です(個人が特定される情報は含みません)。

分析・解説スライドも、毎回この形で。
実際にお渡ししているアウトプットの一部です(科目横断・氏名等は伏せています)。
学習データサマリー
その日の到達度を俯瞰する学習データサマリー
定着度分析
どこまで自力で行けたかを A/B1/B2/B3/C の5段階で分解
計算の急所の可視化
つまずきやすい計算の急所を図で可視化(数学)
学習マップ
その日扱った範囲を一枚で俯瞰する学習マップ(英語)
文法概念のイメージ化
抽象的な文法もイメージに落として解説(英語)
前置詞のコアイメージ
丸暗記させない前置詞のコアイメージ解説(英語)
自作の記述問題
「なぜ?」を問う記述問題を単元ごとに自作(理科)
入試発展ポイント
入試で差がつく発展ポイントまで補足(理科)

これらはすべて、指導内容に合わせてその都度作成しているものです。

ここまで読んで、「合いそうかも」と思ったら。

最初の一歩は、合うかどうかを確かめるだけで大丈夫です。無理な勧誘はしません。まずは今の状況を、聞かせてください。